これがフランシス・ライト提督のお墓。いちばん大きいのだろうと思いきや、以外に目立たないシンプルな墓石です。
位置は分かりずらいのですが、大体墓地の中心に近い所にあります。
View フランシスライトの眠るクリスチャン共同墓地 in a larger map
静かに佇むクリスチャン共同墓地
Jalan Sultan Ahmad Shah (Northam Road) に隠れ家のように佇むこの共同墓地には植民地時代に活躍した人々が眠っています。騒がしい道路のすぐそばにあるのに敷地内に入ると、嘘のように静かで、ま るでタイムスリップしたかのようです。
フランジパニ(プルメリア)の花が落ちるその静かな木陰の中で、色があせたり崩れかかった墓石を見ていると、なぜか時を越えたような気分になるでしょう。私が行った日は、2〜3人程度の観光客だけでしたが、トライショーのおじさんが一所懸命にゴミ拾いをしていたのが印象的でした。この大事な場所を守るために、地道にこうやって頑張っている人がいるのだなぁと感心してしまいました。
フランシス・ライトのお墓一番上の写真のように、イギリスの植民地としてペナンを発見したフランシス・ライトもここに眠っていて、ガイドブック にはあまり載っていませんが、一見の価値があります。ここに埋められた多くの人々はペナンを切り拓いた時に招いたマラリヤや熱病のために亡くなっているそうです。30人の中国人も眠っています。それぞれのお墓は入り口のこのマップに記されていますので、入る前にチェックしておきましょう。
他にはペナン・フリー・スクールの創設者やスタンフォード・ホテルやラッフルズ・ホテルで有名なStamford Rafflesの義兄(もしくは義弟)も・・・
降り注ぐ花は亡くなった方への献花のよう。
自然に空から落ちる真っ白な花はまるで献花のようで、はるか昔に思いが巡ります。
一体ペナンでどんな人生を歩んだのでしょうか?
お墓を見ていると、なんだかノスタルジックな気分になってきます。
中には崩れてしまったり、ひびが入ってしまっている墓標もあります。
ペナンを歩く時に便利なガイドブック
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